プチ早期退職者の資産運用+α

定年前に退職してヒキニート。室内飼の猫たちとのんびり。各種投資(株式/投信/FX/貴金属/不動産)での失敗を乗り越え、最低限の経済的自由を獲得した実践派。 プチFIRE。逆張り/長期/放置/盆栽投資家。 2025年7月にgooブログから引っ越し。

個別銘柄:ラサ工業(300株の内100株を売って残りが恩株化)

 記事にするのが少し遅くなったが、1月13日にラサ工業を6,800円で100株売り、税引後利益で残り200株が恩株になった

 

ラサ工業の業績推移

 ラサ工業半導体向けなどのリン酸を主力とする化成品メーカーで、機械や電子材料もやっている。半導体向け高純度リン酸では世界トップシェアで、TSMCのサプライヤとしても有名だ。最近は生成AI/半導体の需要拡大で業績も好調に推移している。

 出所:マネックス証券|銘柄スカウター

 

 業績の伸び以上に増配が続いている。四季報だと2026年3月期の配当予想は145円、2027年3月期は157円にまで増えている。後述するが、私の取得価格から見れば2027年3月期の配当利回りは8%を超えることになり、インカムの銘柄になってきた

 出所:マネックス証券|銘柄スカウター

 

ラサ工業への投資状況

 私はコロナショック後の戻り高値から下げてきた2021年7月に1,800円で100株買ってみた四季報2021年夏号の見出しは【増収減益】で、「原材料費上昇、在庫評価益3億円弱剥落などで営業益反落」の見通しだった。しかし、「半導体向け高純度リン酸がフル生産接近」、「台湾子会社で20億円かけ高純度リン酸の設備増強、期中に稼働」となっていため、業績の回復も近いだろうと思った。 

 ラサ工業の週足チャートに私の売買履歴を追記したものを以下に示す。

 2022年3月期は結局増益になったが、株価の方は2022年4月までじり安が続いた。あとから見れば買い増すチャンスだったが、この時期にはできなかった(資金の都合や他銘柄との優先度による)。その後は2022年3月期の実績や2023年3月期の見通しを受けて8月に向けて大きく戻した。

 2024年3月期は半導体市況の悪化による販売数量の減少で減収減益となったが、それを見越して2023年中は株価が横ばいだった。私は2023年10月に1,997円と1,930円で100株ずつ買い増した

 2024年に入ってから上げ始めて3,000円を超え、その後しばらく調整を挟んだあと2025年5月から大きく上げ始めた。2025年12月には6,000円に到達し、買値の3倍を超えていた。さすがに一部利食いを考えたい水準だったが、2025年は株式売買益が出過ぎていたこともあって見送った。

 2026年に入っても上げは続いた。四季報予想だと2027年3月期の1株益は524.8円、株価6,800円だとPERは13.0倍程度だし、各種株価指標を総合的に見ても急騰したあとでも割高感はほぼなかった。将来的な業績期待に加えて人気化しているので利を伸ばすべきかとも思った。

 しかし、リン酸の原材料になる黄リンはほぼ中国依存になっていて(非公表)、代替先やリサイクルに取り組んでいてもかなり限定的であるため、最近の日中関係の影響が懸念された。それで100株だけ利食うにはいいタイミングだと考えた。

 そして恩株化も考慮し、1,997円で買っていたサブ口座分の100株を6,800円で売った税引前譲渡益47.9万円弱、利益率239.4%、年利換算106.9%の好成績となり、税引後利益で考えてメイン口座の200株は恩株になった

 買値の3.4倍で100株は利食えて気が済んだし、恩株にもなったので、あとは基本的に放置しておくつもりだ。TSMCの相棒とも呼ばれるオルガノは恩株で放置してたら昨年8月にダブルテンバガーを達成したが、今や30倍になっている。ラサ工業TSMCのサプライヤとして長期的な成長、株価上昇を期待したい。

 

ラサ工業の記事やニュースなど

 一部利食った理由の一つは黄リン輸入にかかわる中国懸念だと書いた。Copilotの情報によると、日本全体の黄リン輸入のほぼ全量が中国であるため、ラサ工業も実質的に中国依存と考えるのが合理的だ。黄リンの世界輸出シェアは以下のようになっているらしい。

 

 人気が出て株価が上昇すると好意的な記事も増えてくる。株価が本格的に上げ始めたあと、昨年7月の日経ヴェリタスの記事。

 

 昨年8月の記事だが、ラサ工業台湾で生産能力を4割増強し、米国では新工場を建てる計画を進めていた。需要拡大に合わせて現地で供給可能なグローバル供給網の構築を進めており、継続的な売り上げ拡大が期待できる。

 

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